GA-芸術科アートデザインクラス 4巻/きゆづきさとこ
漫画「GA-芸術科アートデザインクラス」4巻、きゆづきさとこ、読みました。
いつの間にか新刊発売していたんですね。
カラーページが充実してて、綺麗でかわいくて面白くて素敵です!
今回は美術部メインの話が割と多かったような気がします。
部長が相変わらずかわいいなチクショウ!
あと、美術部の保村君がアホでかわいい。
部長は和食が得意とか如月殿とナミコさんは相変わらず料理がひどいとか、眼鏡無くしたり、兄妹愛だったり。
何気ない日常。面白い友達とわいわい騒ぐ楽しさ。ちょっとだけ見方を変えると、全然違うものが見えてくる不思議。
僕も目が悪くて眼鏡をかけているんですが、眼鏡外した時の見え方って面白いですよね。
ぼんやりとして、形がはっきりしなくて、歩いててもなんだかふわふわした感じになります。
あと、夜の街灯とか信号機とかすごく綺麗に見えるんですよね。
ぼんやりした光の丸が夜の海に浮いてるみたいな感じ。
もしくは、でかくて明るい色のボルボックスが浮いてる感じ。
僕は近視と乱視が混ざってるから、近視だけ人とかとは違う見え方をしているんですかね。
ということで、今巻も面白かったです。
だんだんと3年生の進路のこととか出てきて、ちょっと寂しい雰囲気もあって悲しい。
いやだ!まだ部長ともぶちさんとも別れたくないよー!
次巻も楽しみ。そして、「棺担ぎのクロ」もついに最新刊発売ということで、そちらも楽しみです!
GA 芸術科アートデザインクラス (4) (まんがタイムKRコミックス)
- 作者: きゆづきさとこ
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2011/10/27
- メディア: コミック
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龍時01-02/野沢尚
志野リュウジはスペインU-17代表との親善マッチ試合に日本選抜選手として急遽招集された。そこでスペインサッカーと日本サッカーの違いを見せつけられる。相手に恐怖心を抱かせるサッカー。それがスペインサッカーだった。リュウジは日本の組織的サッカーに嫌気がさしてくる。そこにスペインのクラブチームからリュウジへの誘いが来る。リュウジは単身スペインへ渡る決意をする。
いやー、ものすごく面白かったです。さすが脚本家というべきか。
リュウジが見ている情景が容易に頭に浮かんできます。構成も見事ですね。
とくにサッカー試合中の熱気、息遣い、飛び散る汗。自分がピッチ上に立っているような気分になります。
家族のこと、リュウジの丁寧な心理描写、血と国。
ただサッカーするのではなくて、その背後の情景、自分が背負うもの、決断をすること、リュウジの成長がしっかり描かれていて、まさにサッカー小説の金字塔と言って過言ではないと思いました。
命を燃やして、命を削って、何かに熱中に取り組む。一瞬一瞬に命を賭ける。
僕にはそこまでしてやりたいことが何かあるだろうか。見つかるだろうか。
著者の野沢尚さんも、リュウジのように命を燃やして脚本や小説を書いていたのだろうか。毎作品、それだけの熱量を感じる作品だったように思われる。
そういうところが僕が野沢尚に惹かれていた理由かもしれない。
文庫本あとがきより以下を抜粋。
僕らは彼らの苦しみを決して共有できない。僕らは、彼らが苦しむサッカーを楽しんでいる。ここにスポーツというものの残酷なる真理がある。
日本サッカーが盛り上がって、ネットなんかで「本田△」なんていって楽しんでいるけれど、それは本田圭佑選手や代表選手たちの並々ならぬ努力と苦労のたまものなのだ。その努力や苦労、代表に選ばれるプレッシャー、そういうものを僕らは決して共有できない。傍から彼らの苦労を楽しんでいる。苦しみを応援しているのだ。
もしかしたら、小説も同じかもしれない。
本を読んだとき、そこに作者が苦しみながら書く姿を想像して楽しんでいるのかもしれない。そうだとすると、小説もなかなかに残酷なものですね。
本田圭佑とか長谷部誠、長友佑都とか海外クラブチームで頑張る選手はすごいですね。
リュージのように高校生で海外に行った宮市亮とかもすごいですね。しかも、イケメン。いや、それは関係ないですね。
僕が高校生のときにも、クラスメートがサッカー留学でブラジルに行った人がいました。
ぼんやり過ごしていた僕にとっては、ほんとに海の彼方のような人です。
そうやって努力して、前進していく人はすごいですね。
僕も少しずつでも前進していきたいものです。
スペインに渡って、少しずつ活躍するようになってきたリュウジ。果たして、次巻ではどのような苦難と成長をするのでしょうか。
次巻も楽しみです。
- 作者: 野沢尚
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2004/07/09
- メディア: 文庫
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ふたりの距離の概算/米澤穂信
古典部シリーズ第4作目。
新年度を迎え二年生になった古典部メンバー。そこに新入生の大日向友子が仮入部してきた。
本入部を迎える前日、大日向は突然入部を辞めると言ってきた。しかもその原因はどうやら千反田にあるらしい。
奉太郎は、思い出す。大日向が仮入部してきた日から今日までのことを。
なかなか面白かったです。
日常ミステリーはいいですね。
マラソンで走りつつ、何気ない日常の出来事を思い出しつつ、大日向との距離を縮めていく感じが面白いですね。
あと、古典部メンバーが2年生になって少し成長してたり、関係が変わっていたりしていて、ニヤニヤできていいです。
友達って難しいですよね。とくに中学くらいの思春期の時期の友達関係。
自分と相手の距離感。
依存とか束縛とか嫌ですしね。あんまり遠慮とかするのも変ですし。
とくに友達同士でのお金の貸し借りとかは難しい問題ですね。慎重に扱わないと友達関係にヒビが入りますからね。
ジュース代とかご飯代とかをたまに貸すくらいならいいんですけどね。
大きいお金は貸すのも借りるのもなんだか怖いです。
その段階で、友達から債権者、債務者になってしまいそうで。
……俺は思い出す。昨日千反田が去った後、地学講義室に残った俺に伊原が訊いてきた。
『で、何があったの』
何も答えられなかった俺に、伊原は加えて言ったのだ。
『わかんないか。そうよね。あんた、人を見ないもんね』
何気ない一言だ。
だが、胸を突かれた気がした。
さすが伊原さん。一言でぐっさとくる台詞を吐きますね。
人を見るってどういうことでしょう。果たして自分は人を見ているだろうか。
きっと、あんまり見ていないと思います。
たとえば、大日向のように部活だけ同じで、プライベートでは特別会わないような人のことをどこまで知っているだろうか。
きっと全然知らない。
僕らは自分の見れる範囲でしか見れない。手を伸ばせない。
しかし、本当にそうだろうか。もっと見ようと思えば見れるし、もっと外にも手が伸ばせるのかもしれない。
日常ミステリー的には、今回は新勧祭のかぼちゃからどんどん推理を進めていく話と、喫茶店の名前を推理する話が面白かった。
喫茶店の名前がなかなか赤面するようなロマンティックさでした。
あと、今回も千反田さんはかわいかったです。
新勧祭での一コマ。
「折木さん、いまわたしのこと馬鹿だと思ったでしょう」
「そんなことは」
「じゃあ阿呆だと思ったんですか」
あらあらうふふ。かわいいです。
二年生になった古典部がこれからどう成長していくのか楽しみです。
- 作者: 米澤穂信
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/06/26
- メディア: 単行本
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スイートプリキュア♪〜キュアミューズに腹パンされたい〜
久しぶりのプリキュア感想。
これは書かずにはいられないでしょう!
○スイートプリキュア♪ 第36話「キラキラーン!心に届け、ミューズの想いニャ!」
先週ついにキュアミューズの正体が明らかになり、メフィストとの父子関係も明らかになりました。
そして、今回はキュアミューズこと調辺アコちゃんがいままでの経緯を告白します。
実は、アコちゃんはアフロディア様とメフィストの娘で、音吉さんはアフロディア様の父ということが判明。な、なんだってー(AA略)
そして、今まで父メフィストと戦うことを悩んでいたアコちゃんだったが、響や奏、エレンと話すことで、気持ちを整理することができた。
父メフィストの幸せのためにも、メフィストと戦うことを決意する。
そして、メフィストは悪のノイズのせいで狂暴化巨大化し、かのん町へやってきた。
ミューズのかわりに、メフィストと戦うキュアメロディ、キュアリズム、キュアビートだったが、狂暴化したメフィストに全く歯が立たずやられてしまう。
そして、ついにアコちゃんが立ち上がる!
「わたし、戦う!パパを守るために!そして、わたしのために戦ってくれた仲間のために!だって、わたしはプリキュアだから!!」
「レッツプレイ!プリキュアモジュレーション!!!」
「爪弾くは女神の調べ、キュアミューズ!」
か・・・・・・
かわええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
心臓を貫かれました。ズキュウウウウううん!!って感じです。かわいすぎて恐ろしいほどだ・・・。
そして、メフィストの攻撃をかわし、顔面パンチをぶち込もうとするミューズだが、寸止めで攻撃をやめてしまう。
「やっぱりダメ。わたしパパとは戦えない。パパを傷つけるんなんて」
「みんなにはわたしの気持ちなんて分からないんだよ」
そう、涙を流すミューズにメロディは、「そうだよ分からないよ」、と言う。
「私はミューズじゃないから、ミューズの気持ちを全部分かってあげられない。でも、ミューズの心をもっと知りたい。だからいま、私はミューズの心に叫んでるの」
リズムが続ける。
「そうよ。私たちはいつもそうしてきた。私たちいっぱいケンカしてきたけど、相手を傷つけたいからじゃないの。それは、相手の心を知りたいから。だから」
「うん。だから、相手の心が分からないときは大きな声で心に叫ぶの!」
エレンもミューズを見て言う。
「姫様、お父様の心にあなたの心を届けてください!」
再びメフィストに対峙するミューズの顔にもう迷いの色はなかった。
「パパ、目を覚まして!家族の愛を思い出して!悪の力に負けちゃダメよ!パパ!わたし、パパが大好きだよ!」
「わたしのパパに…戻って!!!」
見事な正拳突きがメフィストの腹に食い込む!見事なパンチだ!!
うをおおおおおおお!!!家族思いでファザコンのミューズちゃんかわいいいいいいいい!!!!!
そして、娘の正拳突きと愛の力でメフィストは思い出す。在りし日の、家族の姿を。木の幹の後ろに隠れた娘を見つけて、抱きしめたときを。
ノイズは消え去り、メフィストは綺麗なメフィストに戻った。
そのとき!
「俺の出番か……」
まさかのピンク髪のファルセットさんがボス化したーーーー!!!
ちょっとバスドラさんがボス化すると思っていたので、これは意表をつかれた感じでびっくり。お前かよ!とテレビの前で思わずツッコミをいれました。
そして、どうやら不幸のメロディを完成させて、人の心を一瞬で悪に染めるというノイズ様とやらを復活させることが目的であることが判明。
プリキュアたちはそんな悪には絶対に負けないことを誓うのであった。
今回はいろいろとすごい回でした。ミューズの可愛さもそうですけど、いろんな伏線が一気に回収されましたね。
プリキュアが揃って、敵の状況も少し変わって、いよいよ終盤戦に向かって走っていこうとしてるかんじですね。
まあ、次回はハロウィン回だけどね!アコちゃんかわいいいいいいい!!!!!
そして、果たして、アコちゃんの以前のツンツン生意気小学生キャラはまだ存在しているのか心配です。
是非、あのキャラは残しておいて欲しい。もしくは奏太のまえでだけ以前のままのツンツンキャラっていうのもありかなという気がします。
ああ、それにしてもキュアミューズが可愛すぎました。
- 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
- 発売日: 2011/10/28
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ブログを書いているときに注意すべきたった一つのこと
久しぶりにやってしまった。
ブログにしろ、お絵かきにしろ、レジュメとかレポートにしろ、誰もが注意すべきことがあります。
誰もが分かっているのに、ついついおろそかにしてしまうアレです。
そう、保存ですね。
筆が乗って、調子よく書けていて、この調子で最後まで書いちゃお☆とか思っていると危ないんです。
PCの処理落ちとか、ボタン押し間違ったとか。理由はいろいろあります。
つい油断していたばっかりに、それまで書いていた内容が消えてしまうんです。
たとえば、今週のスイートプリキュア♪のキュアミューズのかわいさについてを気持ち悪く長々と語っていた文章が突然消えてしまう。
その時の絶・望・感!!
恐ろしい!ああ、恐ろしい!!
もし、あの時保存していれば!せめてひと段落ついたところで保存ボタンを押しいれば!!
覆水盆に返らず。後悔先に立たず。油断大敵。
長文を書いているときにこそ、そいつはやってきます。
みなさん、保存は小まめにやりましょう。
みんな、オジサンとの約束だぞ☆
好き好き大好き超愛してる。/舞城王太郎
「好き好き大好き超愛してる。」著舞城王太郎、読みました。
初めて舞城王太郎読みました。
読もうと思いつつ、なんとなく癖が強そうで読まずにいました。でも、ついに手に取った!
本当に癖が強いですね。最初は文章が合わなくてちょっときつかったです。
でも、なんだかすごい。嫌いにはなれない。頭の中がぐちゃぐちゃにかき回されるような、そんな僕の理解を超えたエネルギッシュなわけのわからない作品。
なにがすごいのか。
それはとことん直球なところだろうか。バカみたいに直球で自分の気持ちをがんがん出している。そこには嘘がないように感じる。
誰かのことが好きで好きで、そのことの強さとか弱さとか不安とか、その身勝手さとか。
僕たちは誰かを好きになるとき、愛するとき、どこまで本気になれるだろうか。
嘘偽りのない愛なんてあるのだろうか。
どこまでもバカみたいに誰かを愛してみたい。
本書の冒頭を書いて終わります。
愛は祈りだ。僕は祈る。僕の好きな人たちに皆そろって幸せになってほしい。それぞれの願いを叶えてほしい。温かい場所で、あるいは涼しい場所で、とにかく心地よい場所で、それぞれの好きな人たちに囲まれて楽しく暮らしてほしい。最大の幸福が空から皆に降り注ぐといい。
祈りは言葉でできている。言葉というのものは全てをつくる。言葉はまさしく神で、奇跡を起こす。過去に起こり、全ての終わったことについて、僕達が祈り、願い、希望を持つことも、言葉を用いるゆえに可能になる。過去について祈るとき、言葉は物語になる。
人はいろいろな理由で物語を書く。いろいろなことがあって、いろいろなことを祈る。そして時に小説という形で祈る。この祈りこそが奇跡を起こし、過去について希望を煌めかせる。ひょっとしたら、その願いを実現させることだってできる。物語や小説の中でなら。
- 作者: 舞城王太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/08/07
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三月は深き紅の淵を/恩田陸
『三月は深き紅の淵を』著恩田陸、読みました。
本書は全四章で構成されています。
一つひとつは独立した話ですが、どれも「三月は深き紅の淵を」という幻の本にかかわり巡り繋がり、全体で複雑な構造をした小説でした。
それぞれの章を軽く内容紹介します。
・第一章「待っている人々」
会社の会長の別宅に招待された鮫島功一。そこで彼はある幻の本の話とある賭けについての話を聞かされる。
・第二章「出雲夜想曲」
堂垣隆子と江藤朱音は会社は違うが同じ編集の仕事をしている。ある日、隆子は江藤に出雲旅行の話を持ちかける。東京から出雲までの夜行列車の旅。
・第三章「虹と雲と鳥と」
二人の少女が公園の展望台の手すりから崖下に落ちて死亡した。二人の死に不審なところは何もなかった。二人とも美しく成績もよく、人気のある少女であった。
・第四章「回転木馬」
いま、一人の作家がとある小説を書こうとしている。小説のタイトルは「三月は深き紅の淵を」にしよう。
久しぶりに恩田陸を読みましたが、やっぱり面白いですね。小説に引き込まれます。
個人的には第一章と第二章が面白かったです。
第一章のお洒落な館でお酒を飲みながら、不思議な本の話や読書の話を熱く語り合う雰囲気とかすごくいいです。
第二章の夜行列車でミステリーな話をする感じも好きです。
第一章で読書についていろいろ語られますが、そのなかで作者の性別について語られます。
「でも不思議ね。作品を読むという次元で見れば、作者の性別なんて関係ないはずなのに、やっぱり本を読む時、どこかで作者の性を気にしている。意識されていないようでいて、実は作者の性別というのは重大な問題なのよね」
面白いですね。確かに本を読むとき、どこかで作者の性別を気にしているような気がします。
女性の書く男同士の友情とかなんともいえない違和感があります。逆に男性の書く女性っていうのも女性から見ると違和感があるのかもしれません。女性作者の書く女性と男性作者の書く女性は確かに違いますね。
名前とか文章的な書き方でどちらかわからなくても、なんとなくこの作者は男性かな女性かなって考えることがあります。
というか、一番最初恩田陸は男だと思ってたような気がします。
あとは、「ごんぎつね」の作者の新美南吉も女性のイメージでした。
他に気になった語り。
「だいたいですね、僕はここでこうして本の話をしてますけど、今の若者世代じゃ本の話なんてほとんどタブーに近いですよ。読んでても、恥ずかしくて、読書してますなんて言えない。『お前試験勉強してるか?』『全然だよ』っていうのと同じです」
共感してしまう。
第二章から。
「今でも人間が小説を書いてることが信じられない時があるもんね。どこかに小説のなる木かなんかがあって、みんなそこからむしりとってきてるんじゃないかって思うよ」
面白い。
本書は恩田陸の要素が詰まった本だなと思いました。
ミステリー的なものや、少女的なものや、わけのわからないもやもやが残るものや、複雑な構成とか、そういう魅力がある本でした。
本書と関わりのある「麦の海に沈む果実」「黒と茶の幻想」も読みたいと思いました。
- 作者: 恩田陸
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/07/13
- メディア: 文庫
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