虹の女神 Rainbow Song
『虹の女神 Rainbow Song』熊澤尚人監督、観ました。
映像制作会社で働く岸田智也。仕事で怒られながらも働いていたある日、大学時代の友人佐藤あおいがアメリカの飛行機事故に巻き込まれ死んだという知らせがくる。智也はあおいの告別式で大学時代の友人たちやあおいの妹と久しぶりに再会する。そこであおいが学生時代に撮った自主製作映画『THE END OF THE WORLD』の上映会が行われることになった。
なんとも切ない青春純愛映画でした。熊澤監督の綺麗な映像と内容がよくあっていて、よかったです。
あおいと智也のお互いの気持ち。きっと同じの気持ちのはずなのに、友人関係以上にはなれなかった。
好きなのに、好きだといえないその気持ちが痛々しい。
あおいが痛々しくて、智也がとにかくヘタレで。
智也のヘタレなプロポーズを受けて、智也を払いのけ、泣きながら叩き蹴りまくり怒るあおい。
本当に痛々しい。このシーンが大好きです。
本当に好きで、そのことに気付いた時には、かけがえのない彼女はもういなかった。
ありがちなテーマですけど、お互いのすれ違いとか、言葉にできない気持ちなんかが上手く表現されていてよかったです。
あおいの撮った劇中作『THE END OF THE WORLD』も面白いです。
観終わった後には、昔好きだった人や今好きな人を想いだし、誰かに恋したくなります。
また、観たいと思わせる映画だったともいます。
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