ジョゼと虎と魚たち

映画『ジョゼと虎と魚たち』観ました。恒夫リア充過ぎだろ…ギギギ……。
あらすじ

大学生の恒夫は、乳母車に乗って祖母と散歩するのが日課の自称・ジョゼこと、くみ子と知り合う。くみ子は足が悪いというハンディキャップを背負っていたが、自分の世界を持つユーモラスで知的な女の子だった。そんな彼女に恒夫はどんどん引かれていき、くみ子も心を許すが、ふたりの関係は永遠ではなかった。

結構いい邦画でした。
池脇千鶴演じるジョゼのしゃべり方がなんか面白かったです。
あと、ジョゼの作る朝ごはんの美味しそうなこと!卵焼き、味噌汁に炊き立ての白米に、美味しそうな漬物!焼き魚!!それを美味しそうに頬張る妻夫木聡!!妻夫木の食事シーンはいいですね。何食っても美味しそう。

恒夫のジョゼを想う気持ちとジョゼの想う気持ちが段々近づいて、離れて、交わって……。

劇中でジョゼが読むサガンの「一年ののち」

"いつか貴女はあの男を愛さなくなるだろう"とベルナールは静かに言った、"そして、いつか僕もまた貴女を愛さなくなるだろう。
 我々はまたもや孤独になる、それでも同じことなのだ。其処に、また流れ去った一年の月日があるだけなのだ……"
"えゝ、解ってるわ"とジョゼが言った。

恒夫のリアルな感じが辛い。
ジョゼとの思い出、最後の旅。ジョゼをおんぶしてる重さ。


あと、上野樹里が可愛かったです。当時17歳くらいだっただけあって、ぷにぷにしてて肌つるつるしてるー!


ということで、なかなか面白かったです。板尾創路さんも出てたし。ベットシーンもいろいろあったし!
ジョゼと恒夫が二人で台所にいるシーンや、乳母車を走らせるシーン、海岸のシーンとか、いいシーンが多くてよかったです。

監督は犬童一心さん。

ジョゼと虎と魚たち(通常版) [DVD]

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