世にも奇妙な物語見たよ〜って話。

今日、世にも奇妙な物語があってたので見ました。

世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・秋 〜人気作家競演編〜』

人気作家5名(京極夏彦万城目学朱川湊人東野圭吾宮部みゆき)との競演らしいです。


・1話目 『厭な扉』原作:京極夏彦×江口洋介
これはあんまり面白くなかった。オチが読めた。


・2話目 『はじめの一歩』原作:万城目学×大野智
いかにも万城目さんらしいキャラで面白かった。
「まずはじめに」が口癖の主人公。その口癖のせいで彼女(田中麗奈)から愛想をつかされ、仕事も上手くいかない。そんなとき縁結びの神様(伊東四郎)と交通安全の神様(遠藤憲一)が現われる。
非常に綺麗にまとまっていて、起承転結が分かりやすくてよかったと思う。


・3話目 『栞の恋』原作:朱川湊人×堀北真希
いい話系で割りとよかったと思う。
古本屋の岸辺一徳がなんだか怪しいと思っていたら、全く関係なかった。
ノスタルジックなファンタジーな恋の話。爽やかな読後感みたいな。小説で読んだ方が面白そう。
似たような話を万城目学さんの『ホルモー六景』で読んだ気がするなあ。
あと、掘北真希かわいかった!


・4話目 『殺意取扱説明書』原作:東野圭吾×玉木宏
今回一番面白かった話。
「殺意取扱説明書」の奇妙な感じと、説明書に振り回される玉木宏が面白かった。塚本高史の嫌な奴感と、玉木宏のダメな奴な感。
最後の塚本がデスノートのキラにしか見えませんでした。


・5話目 『燔祭』原作:宮部みゆき×広末涼子
いまひとつな感じ。原作読んだら面白いのかな?
妙に広末がエロくて困る。いや、いいんだけど。
今、香川照之を見ても龍馬伝岩崎弥太郎しか思い浮かばない!そういえば、広末も龍馬伝出てたなあ。
すっきりと終わらずに、少しモヤモヤした感じが残るのがいかにも宮部みゆきらしい。


全体的にホラー要素、恐怖感が足らなかったかな。
人気作家ばかりとあって、ストーリーは割りとどれも面白かったと思う。グダグダしてなかったし。京極夏彦はちょっと面白くなかったけど。
一作ぐらいガチホラーみたいなのが挟んであったらよかったとおもう。

まあ、それなりに面白かったです!

厭な小説

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かたみ歌 (新潮文庫)

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毒笑小説 (集英社文庫)

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鳩笛草―燔祭・朽ちてゆくまで (光文社文庫)

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