紫陽花を楽しむ。

先週の日曜日に紫陽花を見に行ってきました。
場所は興福寺眼鏡橋です。全然雨降らないし、日差しは強く暑かったです。やっぱり紫陽花は雨に濡れてしっとりしてるほうが風流でいいですよね。まあ、歩き回るのには晴れてて行動しやすかったです。



まず、興福寺に行ってきました。
長崎の興福寺は国内最初の黄檗禅宗唐寺で、1620年頃からあるらしいです。黄檗宗の開祖隠元も来たとか。そんな歴史あるお寺です。
入り口の大きな朱門を抜けると、別世界みたいな空間です。本堂の大雄宝殿などの建築様式が凝っていて、見ていて飽きないです。普通の寺と違って中国様式の建築なので、丸窓とか天井とか見るとなんか中国っぽいです。
この場所でずっと昔たくさんの坊さん座禅とかしてたんだろうなあ、と感慨深く想いを巡らせたりしてみたり。
敷地内の庭も綺麗にしてあり癒されます。



そして、本来の趣旨である紫陽花は敷地内に綺麗に並べて飾ってあり、非常に綺麗でした。見たことない色んな種類の紫陽花が沢山ありました。すごいいい!でっかい紫陽花だったり、ちっさい紫陽花だったり、赤だったり、青だったり、白だったり……。唐寺の雰囲気とあっていて、不思議な感じです。敷地内はほんのりお香の匂いが漂っていて、ずっと居たくなる落ち着ける空間でした。唐寺いいよ唐寺

と、いう感じで興福寺を後にして、眼鏡橋を目指します。歩いてすぐなんでいいですね。
ただ、この日はホントに日差しが強くて、眼鏡橋に着いたらちりんちりんアイスを買って、ベンチに座りながら紫陽花観賞。
眼鏡橋の方は大きい紫陽花がモコモコと咲いています。ものすごくモコモコしてます。種類もいろいろあって、花びらの形がいろいろです。
紫陽花と眼鏡橋の雰囲気がよく、「六月の長崎だなー」という感じ。観光旅行とか修学旅行の方がたくさんいました。



という感じで回って最後はドトールで休んで終わりです。
いやー、お寺っていいですね。京極夏彦さんの「鉄鼠の檻」に黄檗宗の話も出てたなあ、とか思い出しながら歩いてました。
今度は崇福寺とか行きたいですね(´∀`)

興福寺
長崎県長崎市寺町4−32
ホームページ:http://kofukuji.com/index.php
拝観料:300円

文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)

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